日記

日々を愛しています

大丈夫だよって言って

先週の金曜日、学校が早く終わったので3markets[ ]を見に行った。

下北沢THREEは思ったよりも狭くて、私のライブハウスの苦手なところ全部詰め込んだみたいなところだった。

端的に言うと、その日の最悪と最高を両方詰め込んだみたいな、そんな感じのライブだった。

パンクと無茶苦茶を履き違えたうるさいだけの一組目のバンド。世界大戦が起こってんのはお前らの頭ん中だよ、みたいなくそみたいな音楽だった。

自分みたいな何もしていない人間がこんなに悪口を言っていいのかも分からないが、ボーカルが吹いた水を浴びたし、飲み始めてすぐのジンハイにもはいったし、なんか怒りを通り越して悲しかった。

次に出てきたのがTHIS IS JAPANでよかった。一曲も知らなかったけど、これはみんなディスジャパディスジャパ言うわけですね。

ステージでコーラでのどを潤すバンドマン初めて見た。

簡単な人間だから、ギターボーカルがギターを置いて衝動で歌うような感じがとても好きです。だから2のロボットも好き。

ディスジャパのおかげでスリマが見れました。

朝から考えすぎて気分が悪くなった日とか、眠れなくて考えすぎてもっと眠れなくなった深夜とかに聞くスリマは、こんな自分でもそのまま認めてくれるような音楽だった。

でも実際のスリマを見て、違ったなって思った。もちろん否定的な意味ではないし、ただスリマを、カザマさんを妄信しているわけでもない。

ただ、私よりもちょっとだけ前向きなバンドだった。ベースのヘッドに頭ぶつけて流血しても、笑いに変えてすぐ冷静に周りの状況を考えて進行する。でもどれも本当だった。

私に足りていないのは圧倒的に自信なんだと思う。

コミュニケーションが苦手な人は相手に嫌われるのが怖いからというのは、まだ自分は相手に嫌われていないと思っている自信がある。みたなツイートを目にしたんだけど。私はまだそのレベルですらない。私自身が一番、私のことが嫌いなのだ。0の状態の人とコミュニケーションをとって好きになってもらえる、なんて1ミリも思ってない。でも本当は好かれたい、こんな自分を好きになってくれる人がいるとどこかで信じている、信じていたいからこそ、諦めて開き直ることもできない。

何年たっても、何歳になってもきっと変わらない。

私は大森靖子になりたい。彼女の覚悟とか、いままで受けてきた誹謗中傷なんて計り知れないけど、圧倒的に「生きている」彼女のような人間になりたい。

 

なんてこんな日記を大学の図書館で、ひとりぼっちで書いている人間が幸せになれると思わない。

私もどこか遠くに行きたい。