日記

日々を愛しています

これにオチはない

15:57発東京行き

 

大阪支社がある。

初めての出張は、まあ概ね良かったんじゃないかと、今思えばそう思う。

まあまた来週末には大阪に戻ってくるのだけど。

 

大阪の人たちの言葉遣いが好きだ。柔らかくてあたたかい。「〜してはる」が特に好きだ。

あと、ずっと、みんな笑おうとしてるところが好きだ。

 

大阪の上司がビニールテープを他の人から受け取る時に、E.T.みたいに人差し指と人差し指で真ん中の穴に指を通して受け取っていた。

そのあと私がそれを受けるとるとき、普通に貰ってしまった。そしたらその場にいた3~4人に、「いやオチのとこ!」とツッコまれた。笑いが生まれた。オチを私がぶち壊したことにツッコミを入れることで、それをオチにしてしまう人たちに感心してしまった。私に足りないのは、圧倒的にユーモアだ。

現場を見学させてもらう機会があって、バスケの試合を見た。プロの前に学生の試合もあって、図らずも自分が中学時代にしてもらってたことを今度は自分がしてあげていることになって少しうるっと来てしまいました。たまらん。

実況の人がかなり面白かった。相手の作戦とかバラしちゃう。声出てないよーって分かりやすくするために、会場BGMを消させる。人柄、笑い、境界線、オンオフが全て丁度いい人だった。憧れちゃうな。

怒るために生きてる人はいる。怒りが原動力の人はいる。でも私は出来れば常に笑っていたい。大阪は心地よい。

エスカレーター前で毎回間違えてよろよろしてしまうけど。

 

 

FM802の聞ける圏内にいたので、ハンブレの新曲が聞けた。私が前々から大阪に親近感があるのは、ハンブレのおかげだし、今回の心細さは半分くらいになってると思う。ハンブレッダーズの音楽は、いつまでも、1音目からワクワクドキドキしちゃうね。

 

 

大阪に来て3日目で、岐阜へ荷物をとりに行った。3tトラックで2時間くらいドライブをした。岐阜出身の人が、岐阜の色んな話をしてくれたので楽しかった。美味しい栗きんとんも買ってくれた。関東の栗きんとんとは全然違った。ご馳走様です。オススメしてくれた生ういろう、賞味期限と量の問題で買えませんでした。食べたかったな。機会があったら岐阜旅行へ。

養老の滝、伊吹、関ヶ原はススキだらけの景色がとても綺麗でした。ぼーっと景色を見ていたらウトウトしてしまった。ごめんなさい。

高速道路で前のトラックに「毒」って書いてあった。一体何を運んでいるんだろうか。あのトラックが事故ったら、毒が漏れ出して死んでしまうのだろうか。

行きの高速で、一瞬だけ太陽の塔の頭が見えた。

 

 

当初のスケジュールより早く終わったので、チェックアウトを1日早めて、観光をして帰れることになった。結局12連勤したヘトヘトの心と体でも、自由にはテンションが上がってしまう。万博公園に行って、太陽の塔をみて、内部見学して、大阪万博の資料館に行った。

予約した新幹線まで時間があったので、1時間くらいぼっーと森の中を散歩していた。沢山歩いて心がスッキリした。自然ってやっぱりスゲー。

 

 

新幹線に乗って書き始めて、もう1時間経った。おしりが痛くなってきた。

 

太陽の塔がなぜが好きだ。「好き」という表現は違うかもしれないけど、気になってしまう。森見登美彦の表現を貰いたい。

前にハンブレのライブを見に梅田に来た時も、時間の無い中わざわざ太陽の塔を見に来たし、その前に来た時も行く、予定だったけどモノレールが止まっていて行けなくて悔しかった。

大阪に来ると、太陽の塔に引き寄せられてしまう。いいお土産も買ってしまった。嬉しい。

 

漫才劇場も行きたかったんだけど、それは来月にします。

 

昨日の夜までは色々な思うことだったり負の感情が渦巻いていたけど、今はどこかへ行ってしまっている。一生帰ってこなくていいよ。

 

大丈夫。飄々と笑っていてやる。

 

 

東京には、まだつかない