日記

日々を愛しています

愛したのはやるせなさも

私の部署は上司の一存で、1日の勤務時間が短い代わりに隔週で土曜出勤がある

入社してからしばらくはみんな休業とか時短勤務で、私は土曜出勤がカットだった

私にとって土曜出勤はまだ非日常、というかこれが日常になってたまるかという気持ちでこの土曜日を迎えている

 

今週は金曜夜にどうしても無理な気持ちになってしまって、どうしたらいいか分からないままご飯も食べる気持ちにもなれず、ただただぼーっとしてて、

このままじゃ(色んな意味で)終わる!ってとりあえず外に出た

15分くらい甲州街道を東に進み、山手通りを北上していく

色んなことを考えたり考えなかったりしてたら気づいたら中野坂上に着いていてウケた

電車で来るところに歩いていくのは、面白い

 

同じ道を変えるのも味気ないなと思ったのでそのまま新中野をぐるっと回って帰ることにした

 

自宅の周りは住宅街で、もうド深夜みたいな空気を醸し出して居たけど、中野坂上は人が多くて華金であることを思い出した

楽しそうなグループとしばらく並走(並歩)した

今思い返すと酔っぱらいと同じ速度で歩いていたら、ウォーキングとは言えないだろ

 

中野坂上から新中野まで歩いている間、突然目の前に現れた餃子屋の匂いにクラっと来てしまって、そういえばご飯も食ってねえなと松屋に入った

やる気があるのかないのか絶妙な店員さん

私が部屋に一人でいるうちも世界は回っているな、と実感した

 

光り輝くピーポくん

全員小走りの消防署

お腹が満たされてからは本当にぼーっとして歩いていたので、それくらいしか覚えていない

 

2時間弱歩いて帰ってきて、何も解決しなかったけど、とりあえずすっきりとした満足感を得られたのでぐっすり寝れた

 

日常にするつもりは無い

私の足掻きは続く

 

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「カネコアヤノがサブカル丁寧な暮らしというジャンルで消費されていて嫌だ」みたいないうツイートが流れてきた

気に食わない他人をジャンルわけして、私はこの人たちとは違うよってアピールは、しなくても大丈夫だよ、好きな音楽聴きなよ

カネコアヤノ自身が思う、カネコアヤノの音楽のジャンルに、自分が本当に入ってるかも分かんないんだから

 

ジャンルわけをして全体に悪意を向けてしまいがちの向こう側にも、自分と同じ、1人の「生活をしている人間」がいることを忘れてはいけないという自戒の話

それと単純に「「そんな層に消費されてたまるか」とか思ってる層」がカネコアヤノの良さが分かってたまるかよ、という私も同時に存在するという話

 

みんな好きな音楽を聴いて、踊って、生活を続けようよぜ

 

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a flood of circle

「理由なき反抗」は大好きで聞いてたんだけど、新譜がとても良いです

人となりを知っているわけでもない私にこんなにもド直球に刺さったのだから、ずっと聞いてきた人はどんな気持ちなんだろうか。

 

好きな音楽が繋がって、増えて、続いていくことが嬉しい