日記

日々を愛しています

余韻

余韻って言うのなんか嫌なんだけど、

ライブ見に行ったあとにTwitterで、同じライブ行ったであろう人の名前の後に「〇〇(アーティスト名)余韻」ってついてると、うっわ〜ってなって私の余韻()が一気に冷める

 

でも昨日のライブは一晩たった今でも鮮烈に残ってる

最前を取れたのは奇跡みたいなものだけどさ

昨日まで最前ってただアーティストが近くで見れるだけかと思ってた

でも違った

最前はそりゃもちろんメンバー全員の一挙一動が全て見えた、でもそれ以上に、他のお客さんが全員横か後ろにいることで、まるでバンドが私のために歌ってくれてるような錯覚を起こす

歌詞の中の君が私で僕がバンドで、そんな気持ちの悪い自意識過剰を体験することが出来た

昨日もしcinema staffがいたらもう自分どうなっちゃってたんだろうな

まず2、Apple Musicのおかげで半分くらいは聞いたことある曲だった、楽しかった

想像の5倍圧倒的だったな、かっこいい

また見たいです

 

ハンブレッダーズはもう2曲目から涙が止まらなくて、多分口笛を吹くようにだったと思うんですけど

優しくて少しあったかいこの曲が、今日私がここにいることを肯定してくれるような気がして

最近ずっといいことも無くて辛い毎日だけど、こんな日があるから頑張ってこれたし、こんな日があるなら今日からもまた頑張れるんだって自分のことばっかり考えて、泣いて、もし見られてたら引かれてるんだろうな

なんて思ってたらエンドレスヘイトの歌詞にドキッとヒヤッとしちゃったり、ハンブレで1番のラブソングだと思ってる久しぶりに聞いたファイナルボーイフレンドは、私の中の女がこんな大きな幸せを許容できなくて痛かった

嫌の曲入りが面白かったり、常識の範疇で楽しくなったり、ギターソロで凄いのにやっぱり気持ち悪くて泣きながら大爆笑してしまったり

CRYING BABYってMV見てから曲の見方が変わって、アレは監督の解釈らしいけど、私の中でただのラブソングだったものが、家族愛とかそんな大きいものになっていった

でももうサビ以外全部分かって、ついこれ私のこと歌ってるって勘違いしてしまう

涙が止まらなくなって、クソ食らえだ!って言ってくれるハンブレッダーズが優しくて

心を開いてよなんて言ってくれる人は私の人生にはいないけど

ハンブレッダーズが居てくれて私は幸せです

弱者のギターはやっぱりかっこよかったし、DAY DREAM BEATは今までで一番だった。

アンコールもしていいのか戸惑ったけど、それでもちゃんと逃飛行をやってくれる

アンコール無しで1曲減らして逃飛行をやってもいいはずなのに、アンコールでしっかり出てきてくれる

声が出ないって謝って、逃飛行のイントロの途中で、マイクから離れてアーッ!って叫んだムツムロさんをみて、胸が苦しくなった。

私は歌を歌わないし、声が出ないって、喉を壊すってことが分からない

そのつらさは私にとって何に当てはまるんだろうな、一生懸命生きてないし何にも当てはまらないかな

私は自分勝手だけど、ハンブレと歳をとっていける私の未来は明るいです

私の一生に爪痕を残すほどのいいライブでした

行けてよかった