日記

日々を愛しています

花火見た

自分の好きな人が自分のことを全然好きじゃない、だとか、特別に何も感情がない。という事実が、1番受け入れ難いし、受け入れたくないし、受け入れてこれなかった。私はつまらない人間だから、好きな人も私が好き。という甘くてぬるい幻想の中で生きていくことしかできなかった。受け入れたらどうなってしまうんだろうとか、色々考えたけど、こうごちゃごちゃ言っている今も、受け入れようとはしていない。私が深淵を覗いても、深淵は私を覗いてはくれなかった。自分の気持ちがわからない。これも高校生の時から成長してない。

 

ブスがブスであることを受け入れて、世の中に反撃することも許されない。ブスはブスであることを受け入れて、端っこの方で静かに生きて生きて行かなきゃダメ。そんな世界は辛いから、彼女たちの存在に幻想を見させてもらいたい、なんて甘い考えかな。ブスがブスであることを認めて強く生きることを誰かに強く肯定されたい。かわいくなくてごめんなさい。あなたを好みな顔に生まれなくてごめんなさい。静かに生きるのでどうか攻撃しないでください。もう諦めています。

 

酔っ払った父が放った、家賃払ってないやつに権利はない。という冗談で、外でどんなことがあっても家の玄関を開けた瞬間、私を優しく包み込んでくれた暖かかった家から「安心」という二文字が一瞬できえて、明るいはずのリビングが、暗い廊下が、好きなものが詰まった自分の部屋がいっきに冷たくなって全部ハリボテに見えた。今まで私は何に安心しきって生きてこれたの?嫌だなぁ、全部冗談だよ。