大阪から帰ってきました。
なんだか大阪は行くたびに私によそよそしくなる。
歩いてるとそこらじゅうで飛び交う聞きなれない言葉遣い、右側に乗るエスカレーター
ずっと居心地が悪くて、でも愛おしい。
ハンブレッダーズのライブを彼らの地元・大阪でみる、という夢を
私の数少ない夢を叶えることができました。
梅田CLUB QUATTROなんて初めて行ったし、バンドだってやったことないし、
今回のワンマンの凄さなんて分からない、
私にとっては、彼らが東京でやるライブとなんら変わらないはずなのに
やっぱり東京で見るより、すこしだけ楽しそうで、でもちょっと照れくさそうなハンブレッダーズが、いつもより何倍もかっこよくて
私の全部がぐちゃぐちゃになりました
何回も言うけどやっぱりハンブレは私のヒーローだし、
ハンブレの曲は「自分の歌」なんだ
ムツムロさんにとっての銀杏BOYZが、エレファントカシマシが、私にとってのハンブレッダーズになる日は近い将来に必ずある。
吉野さんがギターを弾くから、でらしさんがベースを弾くから、キジマさんがドラムを叩くから、ムツムロさんが歌うから私の世界は輝くんだ
どんどん冴えなく、情けなくなっていく学生生活にハンブレッダーズはずっと寄り添ってくれる
普段、ずっとハンブレだけをきいているわけではないけれど、ふとした時に彼らの曲に支えられてしまう。
自分が情けなくて、毎日がやるせなくて、いつもこらえているこの気持ちも、ハンブレの演奏の前では、こらえることができずに涙が止まらなくなる。
やっすい感動系映画()で泣いている人をさんざん馬鹿にしてきたけど、
そんな奴らにすら、
普段馬鹿にしている人にすら、
「音楽でそれほどまでなるなんて」って笑われても仕方ないほどに涙が止まらなかった
前が見えなかった
タオルを買って良かったです
遠慮して二階席で見たら、いつも見えないでらしさんとキジマさんがよく見えた
冷めているように見えて、すごく熱の入ったドラムを叩くキジマさん
ドラムスティックをカンカンってたたく姿がかっこよすぎてそればっかり気にしてしまう
それと失礼だけどやっぱりでらしさんは顔が良いから人気があるのだと思ってた。
でも改めてちゃんと見て聞いて、ベース弾いてるのめちゃめちゃかっこいい(真剣な顔もかっこいい)
ワイヤレスに変えてからいっぱい動き回るのも楽しくて良い
去年あたりに、SHELTERで逃避行の最後のいいところでベースの音落ちちゃって、すごく悔しそうな彼の姿を見たので、すごくうれしい気持ちになりました。カッコイイです。
RADIO GIRLやらずにファイナルボーイフレンドをやりたかった吉野さんの心境って何なんだろう。急にセトリ変更できるバンドの信頼関係とか、
わたしにはそんな関係の人がいないからどんなものかわからないけど
そういうところにもあこがれちゃうわけです。
決してクラスの人気者でも、コミュニケーションが得意なわけじゃなくても、
誰かにとって大切な存在でいたり、そうやって信じられる誰かがいるっていいな
DAY DREAM BEATからの弱者のための騒音を、は、一生私のハンブレが好きでいる理由になりそうです。
暗い照明が一気に明るくなって、目が追いつかなくてただ眩しいだけのステージで演奏してるハンブレッダーズが最高すぎて簡単に救われてしまう
いつまでも
私みたいな救いようもない人間のために
頭の悪いギターを、ベースを、ドラムを鳴らしてほしい
涙と落ちた化粧で最悪になったハンブレのタオルを抱えながらホテルへの帰路につく自分が
いや自分じゃなくて、ハンブレを好きでいること自体が誇らしくて
繁華街を胸を張って歩けた。
私が活動休止前最後に見たknaveでのEmu sickSのワンマンライブ。終演後のBGMが反撃の光だった。
そのなかじんさんが来ていたらしくて、私の中のエモエモポイントがカンストしました。私はEmu sickSがまた歌ってくれるのをずっとずっと待っています。
ハンブレッダーズがもっともっと多くの人に聞かれるようになって、
私みたいな人間を1人でも多く救ってくれますように。