11/16 新宿BLAZE 渡會将士 LUNKHEAD
1ヶ月以上前に、頑張った自分へのご褒美だってチケットを買ったけど、結局まだ決算は終わってないしモヤモヤしたまま新宿に向かった
駅前でお兄さんに覗き込まれて、「お兄さん少しお話いいですか!?」って言われたけど結局あれが客引きだったのかなんなのか未だにわからない。びっくりして通り過ぎちゃったけど次あったら絶対お話聞いてみよう
BLAZEは綺麗だった。ロビーは明るくて、あんなに感じのいいドリンクカウンターは初めてだった。2杯目以降は券売機だったから、お陰でジントニック3杯も飲んでしまった。楽しかった。
初めての場所で初めての人のライブに来たわけだから、少し緊張してたんだけど、お客さんの年齢層が高めで、普段私が行くライブハウスでは見ないような落ち着いた見た目のひとがいっぱいいて、初めて開演までの時間で嫌な気持ちにならなかった。逆に自分が浮いてるなーなんてうっすら思ったけど別に気にもならなかった。私もこの人達みたいに歳をとりたい。
初めての渡會さんは楽しそうで、私も楽しくて。SEでみんなで踊ってたのも、MCも、ずっと新鮮で楽しかった。
例えば曲が終わる毎に「ありがとうございました」っていうバンドマンは言うけど、
渡會さんはほっほーとふっふーの間みたいなやつだけ済ますのも楽しくてずっとニコニコしてた
モーニンもGoodRoutineも柄にもなくノリノリでゆらゆら揺れてしまった
MCで一通り笑いを取ったあと、唐突に「いい曲やります」っていっていい曲(WeatherReport)やり始めたの、本当にかっこよかったな
ランクヘッドは1曲目からかっこよすぎて笑ってしまった。20周年。20年って言葉の重み。私の人生とほぼ一緒だもんね。20年をギュッと詰め込んだベストアルバムが3000円で売ってた。
20年が3000円で買えるなんてことがあっていいのか、私の人生ににはどれくらいの価値があるんだろうか。
ギターの方から手渡しでCDを受け取って、「かっこよかったです」ってありきたりなことだけどちゃんと言えたよ。
それで精一杯だった
「また来てね」って言ってくれた
また絶対見にきます
夏の匂いの「君の髪の端が西陽に透けて光るのが綺麗で」って歌詞が脳裏に焼き付いてしまって離れない。美しい。
LUNKHEADも含め、渡會さんのこのLIVEが一生続いて欲しいなって思った。
でもただ私はFoZZtoneをFoZZtoneで聞いてみたい。
帰り道で中学の同級生とばったりあって一緒に歩いて帰ってきた
普段知り合いを見つけてもスルーするのに声をかけてしまったのはいいライブを見て気持ちが高揚してたからだ
中学の時付き合っていた男の子が2人とも結婚しているらしい。嫌になっちゃうね。
私はまだ全然、あの頃から成長できていないのに
その同級生も専門学校に行ってもう働いていた。営業だって。あの頃はただの怖いヤンキーだったのに、どうしてみんな私よりちゃんと”大人”をやってるんだよ
大学なんてなんとなく行ったって意味なんてないのかね
ありがとう