他人が「音楽に救われた」って言ってるのを見て笑ってしまう私だって、たまに恥ずかしげもなく「あー音楽に救われたかも」って思ってしまう
でも音楽に救われるって具体的にどういうことなの?
「この曲は私のことを歌ってる」って思う曲は沢山思い浮かぶ。音楽は、映画よりも小説よりも短いし、登場人物だったりの感情の主体がきちんと提示されてないから自分の好き勝手で解釈できる。
でも歌われただけで一体何が救われるんだ。自分自身は何も変わっていない。もし自分と同じような考えの人がいることに安心してるだけなら、歌をつくりあげてる彼らと、ただ聞いてるだけの私の間にはかなり深い溝があるのを忘れて気持ちよくなってる自分にびっくりする。
うおー生き辛い!私もただ単に音楽に救われてえ!勘違いでも麻痺でもなんでもいい!歌詞の中の「少年」を何も疑わず自分のこととして認識できるくらいの図太さは持ち合わせています!
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かれこれ10年くらい、ふとした時に鼻歌を歌ってしまう「Calc.」
「感情1つ消せるのなら 好きを消せば楽になれるかな」って歌詞があって、中高生のイタい私にはこれでもかってほど刺さっていた
10年も聞いていると、同じ歌詞でも全然聞き方が変わってくるのを実感して、少しテンションが上がっている
今聴いてる曲を10年後どう思うのか、楽しみだね
この曲はラブソング(失恋ソング?)だから「好き」を消せば、と歌ってるだけで、実際「好き」なんか消しても楽になんてなれないし、根本の「辛い」の感情をを消せばいいだろって、まあ元も子もないことを思ってしまう
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別に明日全部終わりにしてもいいと思ってる奴が、なんとなくの明日のためにお金を稼いでるの、守るものとか信念があって働いてる人からしたらクソほど迷惑だよな。
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無理矢理顔を上げさせるような明るいだけの曲は必要なくて、俯いたまま笑えるような、思わず顔上げちゃいたくなるような曲ばっかり。
私は私の聴いている音楽が本当に好きだ。
「肯定なら駅前で売っていたぜ」て歌詞が好きだ。売っていてくれ。本当に。
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ただ笑って生きるだけにもセンスとか努力が必要らしくて、家で「もっとヘラヘラしてたい」って言ったら十分してるよって言われてウケちゃった
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わがままな人がいて、そのわがままに付き合ってられなくなったら放っておけばいいけど
そのわがままな人が一生離れられない自分だからどうしようもなくなってる