日記

日々を愛しています

うすら笑い

4月10日

出会う前のそれぞれが、

それぞれの人生で好きになった音楽を、

その音楽とは全然関係ないところで偶然出会って、

「一緒にその音楽を聴いている」

という状況。文字にしちゃうと恥ずかしいけど、本当にすごいと思った。

 

朝日さんが石風呂として1人で作ってた音楽を、パソコン画面の前で1人ぼっちで聞いてたあの頃の私に、

「朝日さんが最高のメンバーを引連れてできたバンドで、あの時の音楽を、こんな最高な場所で、友達と、たくさんのお客さんと一緒に聞けるよ」って教えてあげたい。

 

夕暮れ時にやる夕暮れ先生も、ライブになると最高すぎる許せ服部も、始まりから終わりまでずっと良かった。

最高ってあんまり使うと嘘くさくなるし本当は嫌だけど、本当に最高だったな。

 

次の石風呂カバーアルバム、当時からずっと一番好きだった「午前3時のヘッドフォン」と、最近だけど泣いちゃうくらい聞いてる「壊れぬハートが欲しいのだ」が入っててもう本当最高。

 

ネクライトーキー、また絶対に行く。

 

〜〜〜〜〜

8月18日

4ヶ月前のこの日記が、下書きの途中でほっぽり出されてるのは、多分今日があるからで、と思ったりもしたけど、

単純に気持ちがデカすぎて収まりつかなかったんだろうな。

4月の野音のライブで発表されたツアーが無事当たって、今日仕事終わりに友達と見に行きました。

リキッド4年ぶりくらいなのに道を覚えてて、そういえば仕事で前の道通り過ぎたなぁとか、あ、tetoここら辺で見てたな〜とか、色々思いだした。

中高生の多感()な時期、「深夜」に圧倒的な憧れみたいなものがあって、わざわざ書くのも恥ずかしいけど「午前3時のヘッドフォン」を聞くために夜更かしをして喜んでた時期がある。

そんな曲が、とってもメロウな感じの前奏の前奏と、かっこいい照明付きで見れて、なんかもうゾワッとしてしまった。朝日さんも言ってたけど、「パソコンの前で独りで作ってた(聞いてた)音楽が、こんなにたくさんの人の力を借りて演奏できる(たくさんの私みたいな人たちと集まって一緒に聞くことができる)るなんて夢にも思わなかった。いや、夢に見てた。」って言葉が、本当にそうだなって思う。

そんな答え合わせみたいな日でした。

「信号機は〜点滅を繰り返す」の時の照明が、夢に出てきそうなくらい、私の頭の中で思い浮かべてきた情景そのもの過ぎて、柄にもなく友達の前でボロボロ泣いてしまいました。

 

「壊れぬハート」も「ティーンエイジネクラポップ」も、当時より今の方が聞いてるし、理解できるのも、私がもうティーンエイジでは無いからだし、寂しくもあるけど、だからこそ石風呂さんの曲がこんな気持ちで聞けるんだなと思うと、大人になるのも悪くないって思えるよ。

(「ティーンエイジネクラポップ」の話、前どこかに書いた気がするんだけど見つからない。どこだろう。)

 

この間見つけたヘルニアさんもそうだけど、ネクラポップというジャンル、ありがたいよな。

私が暗いのは嘘じゃないし、それでもずっと笑ってたいと思うのは本当だし。

 

自分と似たような人達が、舞台上でああもギラギラ輝いていてくれることが、楽しそうにしてることが私の希望なんだなって。私はそちら側の人間ではないからこそ、彼らにはずっと輝き続けていて欲しい。

 

グダグダまとまらないけど、今日私がニタニタ笑ってたことが全てだなって思うよ